日本をダメにする長老たち

 

ちょっと前のことですが、誰が言ってたか忘れましたがTVで「日本をダメにするのは年寄りだ」みたいな事を言ってる人がいて「なるほどな」と思い、このテーマで掘り下げてみることにしました。

※ここでは対局を象徴して「若者」と「年寄り」という言葉をあえて選んで使っています。

 

その人が言ってたのは(私の解釈も入ってるかもしれませんが)、『現時点で会社や社会で権力のある「年寄り」がそれにしがみついて、自分の保身と既得権益を譲ろうとせず、「若者」の素晴らしい意見を採用しなかったり、可能性の芽を摘んでしまうから社会がより良い方向へと変革していかない。』と言う様な話です。

 

これには納得。誰だって権力を失うのは怖いし、大学教授の様に自分の手柄として社会に評価されたいと思うでしょう。

でもそれは自分の事しか考えてないと言えませんか?ある程度の年齢になると次の世代をどう育てていくかを考えないといけないと気づいてますか?人がみんな、自分の事しか考えないと中国のようになってしまうでしょう。

 

会社で言えば、いくらスゴ腕の社長が一代で築いた素晴らしい企業でも、引退したら雇用されてる従業員の事は知らないではダメでしょう。自分が退いても会社は続くし、従業員には生活があります。

ねぇねぇ日本の偉いさん!「自分が死んだ後の世の中の事は知らない」はないでしょうよ。あなたが死んだ後にも日本はあるし、未来は続くのですよ?

 

だから「年寄り」は次世代の指導者を育てていく責任があると思います。

老後の目標がないから、いつまでも縋ってるんじゃないの?目標がないから引退できないんじゃないの?引退を考えているなら次世代の育成も考えてないとね。次の世代の担い手が育てば安心して引退できるでしょうし。

 

その点「孫さん」はホントに偉いなぁと思いますね。あの人には老後の暮らしが見えていて、それに向かって進んでいるはず!

孫さん!「若者」だけでなく「年寄り」にも指導おねがいします。「年寄り」に目標をもたせてやって下さいな〜。